紙巻たばこの煙に含まれる成分

紙巻たばこの煙には何千種類もの化学物質が含まれており、「煙成分」または「排出煙」と呼ばれています。 最も一般的に知られている煙成分は、タール、ニコチン、一酸化炭素(CO)です。 これらに加え、たばこの煙に含まれる成分として7,000種類以上もの化学物質が今までに特定されています。 公衆衛生当局は、70ほどの煙成分を、肺がん、心臓病、肺気腫といった喫煙関連疾病の原因になると思われるものとして分類しています。

煙成分は、研究所の機械によって測定されます。 今日、国際的に標準化され有効性が確認されている試験方法で測定できる煙成分は、タール、ニコチン、一酸化炭素のみです。

タール、ニコチン、一酸化炭素の量

喫煙者の方のほとんどはタール、ニコチン、一酸化炭素についてご存知でしょう。多くの政府がすべての紙巻たばこ銘柄についてこれらの成分測定を行い、その数値を紙巻たばこのパッケージに表示するよう製造業者に義務付けています。

タール

タールは特定の煙成分ではなく、機械を用いた試験方法で測定される煙中の粒子を指す用語です。 この粒子は、肺がんをはじめとした喫煙関連疾病の原因となると公衆衛生当局がみなしている成分を含む、多数の煙成分で構成されています。

ニコチン

ニコチンは、植物であるたばこ内に自然に生じる化学物質です。 たばこが燃焼すると、ニコチンは煙の中に移ります。 ニコチンは公衆衛生当局に、たばこの煙の中で依存性のある物質として特定されています。

一酸化炭素

一酸化炭素は、たばこの煙のなかに形成される気体です。 喫煙者における心血管疾患(心臓病)の主な原因であると特定されています。

その他の煙成分

たばこの煙の中にはこれら以外にも、何千もの煙成分が含まれていることが確認されています。 ニコチンや一酸化炭素に加え、公衆衛生当局はこのうち約70の煙成分を、喫煙関連疾病の原因となると思われるものとして分類しています。 これらの成分には、ヒ素、ベンゼン、ベンゾピレン、重金属(鉛やカドミウムなど)、シアン化水素、たばこ特異的ニトロソアミンなどがあります。