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近年、世界の多くの国々で、たばこ製品のイグニション・プロペンシティ(放置されたたばこの火が他の物へと燃え移る可能性)を低減する基準が導入されています。 基準導入は、紙巻たばこの不注意な取り扱いを原因とする火災を減少させることを意図しています。 同基準は、たばこが試験条件下において、特定の素材上でどの程度、最後まで燃焼するか、あるいは途中で火が消えるかを検討するもので、米国材料試験協会(ASTM)により策定された後、ニューヨーク州で採用されました。 2010年、国際標準化機構 (ISO) は、ASTM基準に基づいた「紙巻たばこのイグニション・プロペンシティを測定するための標準試験方式」を発表しました。
当社の見解
他国が紙巻たばこのイグニション・プロペンシティを低減する基準の導入を検討する前に、長期にわたってたばこのイグニション・プロペンシティの低減を義務付けている国々-すなわちアメリカとカナダ-の経験を、紙巻たばこを原因とする火災が減ったかどうかという観点から基準を義務付けることの効果を評価するため、十分に検証すべきと当社は考えます。 カナダの2つの州とニューヨーク州の利用可能なエビデンスは、これらの基準の実施により、喫煙に関連する火災は事前に予想された減少につながらなかったことを示唆しています。
紙巻たばこのイグニション・プロペンシティを低減する基準の義務付け導入を検討する国は、いかなる基準であっても紙巻たばこの構造の変更が余儀なくされる可能性があるという事実も考慮すべきです。 当社は、これらの構造の変更が、成人喫煙者に受け入れられない、あるいは喫煙の健康リスクを高めるような製品につながる場合、政府は同基準を義務付けるべきではないと考えます。
もしイグニション・プロペンシティを低減する基準を実施する場合、これらの基準は、紙巻たばこを「火災にならない」ものにするわけではないことを公衆、喫煙者の方に明確にしていただかなければなりません。イグニション・プロペンシティを低減する基準を満たすように製造された紙巻たばこを含め、燃焼するものはすべて、適切に扱わなければ、火災を起こす危険性があることを理解して頂きたいと思います。 喫煙者の方は、取り扱いおよび廃棄の際に十分注意して頂くことが重要です。