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第三者団体EQUAL-SALARY財団による認証は、よりインクルーシブで男女のバランスが取れた職場を実現する上で、重要な要素となるものです。

スイスに拠点を置く独立系NPO法人・EQUAL-SALARY財団が主催するEQUAL-SALARY認証は、同一の職務に従事する男女への同一賃金の支払いを確保できる持続可能な方針や体制が組織内に整備されていることを証明するものです。

「男女同一賃金は、決して当たり前のことではありません。PMIは、社内に平等な賃金支払体制が整備されていることを、第三者団体が主催するEQUAL-SALARY認証の取得を通し、率先してかつ具体的に証明しています。当社は、公正、インクルージョン、多様性という業務再編に欠かせない要素を基盤とする職場の創出を通し、当社の社員および当社が今後獲得する人材の信頼を育むことを目指しています」

PMIメリッサ・ホワイティング インクルージョン&ダイバーシティ担当部長

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男女同一賃金の、第三者機関による
詳細データに基づく認証

EQUAL-SALARY認証は、同一の職務に従事する男女に同一賃金が支払われていることはもちろん、以下の複数の認証手順を通しその他の様々な資質を証明するものです。

  • 給与分析

    手順1

  • 本社視察

    手順2

  • 現地監査

    手順3

  • グローバル認証

    手順4

  • モニタリング監査

    手順5

  • 会社が認証機関に提出するデータには、女性および男性社員の給与の判断基準となるあらゆる関連データからなる「報酬データ」、および各国の報酬データに関する方針およびその他の文書からなる「報酬文書」が含まれています。
  • 財団(認証機関)により監査業務を委託されているPwCによる、
    一連の面接を通した情報収集。
    a. 経営幹部によるEQUAL-PAY原則の徹底した遵守
    b. PMIのグローバル人事・社風(P&C)体制と戦略
    c. 世界各地での公正な報酬の支払いを促す資源・プロセス・基準の整備
  • 世界各地のPMI系列会社での、以下の評価を目的とする現地監査の実施。
    a. 男女同一賃金に対する経営陣のたゆまぬ姿勢
    b. EQUAL-SALARY原則の、人事・社風体制や方針への統合
    c. 男女平等に対する社員の意識
  • 以上の手順を満たしている場合、会社にはグローバルEQUAL-SALARY認証が
    授与され、会社はその功績を社内外で報告できます。
  • 認証取得から2〜3年後、以下を目的とするフォローアップ監査が実施されます。
    a. 公正で差別のない男女間の賃金体系の維持に向けた、会社による継続的な取組み
    b. EQUAL-SALARY原則適用体制の継続的な改善の裏付け
    c. 現場での確認作業を通し特定された措置の証明

    「グローバルな事業を展開するPMIによる認証取得は、男女同一賃金の実現に向けた大きな一歩となるものです。フォーチュン500に名を連ねる大企業によるそうした取組みは、強力なメッセージを発するものです。私達は、本認証の取得を通し、PMIのようなグローバル企業に当財団の理念にご賛同いただけたことを大変光栄に思っています」

    EQUAL-SALARY財団創立者兼CEOSVéronique Goy Veenhuys氏

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    男女同一賃金の実践

    日本

    日本においては、フィリップ モリス ジャパン(PMJ)がスイス国外の企業として初めてEQUAL-SALARY認証を2016年11月に取得するなど、その他の国に先駆け男女同一賃金分野の活動が進められてきました。PMIは、EQUAL-PAY財団が定める厳しい基準の日本国内での導入を通し、日本国内における勤務体制の国際化に、他の企業に先駆け貢献してきました。

    グローバル

    “グローバルEQUAL-PAY”認証は、世界中のあらゆる事業拠点における、同一の職務に従事する男女への同一賃金の支払いを証明するものです。当社は2019年、グローバル認証の最初の取得企業となりました。

    男女間の格差は?

    グローバルEQUAL-SALARY認証は、役員の男女比率に見られる格差の解消には直接的にはつながっていませんが、それに伴う定性的監査は、男性と同等の昇進機会が女性に与えられない原因となっている潜在的障壁の特定に役立ってきました。このプロセスは多くの議論を生み出し、社内における男女間の格差を解消する必要性が経営陣により改めて認識されるなど、変革に向け着実に進みつつあります。

    インクルージョン&ダイバーシティ分野の当社の取組みについて、ぜひ詳細をお読みください。