「煙のない境内」が宮崎県に誕生 青島神社が境内の喫煙所を加熱式たばこ専用エリアに一新

Two men standing in front of a no-smoking sign at the Qingdao Shrine, Japan.

“非の打ち所がない景色。火の使い所がない青島。”をコンセプトにリニューアルを実施

フィリップ モリス ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、社長:シェリー・ゴー、以下PMJ)は、宮崎県の青島神社が神社境内の喫煙所を加熱式たばこ専用エリアへと一新することにご協力します。同神社の加熱式たばこ専用エリアは、2021年6月25日より全面オープンいたします。「非の打ち所がない景色。火の使い所がない青島。」をコンセプトに、青島神社は「煙のない境内」へと生まれ変わります。

古事記にも登場する海幸彦、山幸彦の神話の舞台でもあり、物語に登場する神が祀られている青島神社は、太古の昔から神聖なる土地として地元の皆様に愛されてきた場所であると同時に、宮崎県屈指の観光スポットです。宮崎県宮崎市青島のほぼ中央に鎮座する神社周囲1.5kmの青島全島が境内地となっており、全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として国の特別天然記念物に指定されています。また「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩の景色が広がり、こちらも国の天然記念物に指定されています。

一方、2020年4月の改正健康増進法の全面施行をはじめ、喫煙環境をめぐる様々な課題解決への機運が高まる中、貴重な文化財を火災で消失する事故が相次ぐなど、あらゆる財産を紙巻たばこを含む、火のリスクから守ることが求められています。青島神社における加熱式たばこ専用エリアは、「煙のない社会」の実現を目指すPMJのビジョンと、青島神社の文化財環境の保全に対する思いが合致したことで実現いたしました。今回の整備を通じて、境内における火災リスクの低減に寄与しながら、紙巻たばこによる望まない受動喫煙を減らすことで、よりクリーンかつ安全な環境の中で参拝者の皆様に気持ちよくお参りしていただける神社となることを当社はサポートいたします。

紙巻たばこ喫煙所を加熱式たばこ専用エリアへと改修するにあたっては、周囲の景観との調和や地産地消の考え方に基づき、素材に植林400年の歴史がある宮崎県産の「飫肥杉(おびすぎ)」を採用しました。 飫肥杉材は強靭で耐久性、弾力性、粘着性に優れ、海に囲まれた青島神社の環境でもより永く上質な環境を保つことが可能な素材です。また、加熱式たばこ専用エリアには、同じ宮崎県の都城市出身である、松山勝(まつやま まさる)氏がデザインを手掛けた青島神社ならではのキービジュアルや、地域の観光スポットが紹介された暖簾が掲示されています。

青島神社宮司、長友安隆(ながとも やすたか)氏コメント:

「『煙のない境内』を実現できたことを大変うれしく思います。青島は、陸地に近い島で本土に比べて特異な植物が繁茂した北半球最北の貴重な群落であり、国の特別天然記念物に指定され火気厳禁になっております。境内に加熱式たばこ専用エリアを設置することで、年間80万人以上のご参拝の皆様に居心地のよい環境を作って参りたいと思います」

PMJチャネルアクティベーションマネジャー 鶴岡斉(つるおか ただし)コメント:

「当社の“煙のないランドマーク”への取組みにおいて、九州エリアの神社との協働は初めてとなりましたが、多くのお客さまが観光で訪れる青島神社がたばこの煙のない神社へと生まれ変わる一助となれたことを非常にうれしく思います。ご参拝いただく全ての皆様に、これまで以上にクリーンで安全な環境を体感いただき、この取組みが全国へと広がっていくことを願っています」

詳細は、別紙をご参照ください。

 

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