開港60周年を迎えた函館空港が“日本初”の「たばこの煙のない国際空港」へ一新

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加熱式たばこ専用室を新設、国内線・国際線ターミナル内は紙巻たばこを全面禁煙に

フィリップ モリス ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、社長:シェリー・ゴー、以下「PMJ」又は「当社」)は、函館空港ビルデング株式会社(本社:北海道函館市、代表取締役社長:八島聡)と協力し、開港60周年を迎えた函館空港を“日本初”の「たばこの煙のない国際空港」へと一新したことを発表いたします。同施設内で紙巻たばこの喫煙が認められていた喫煙所全て(6か所)を加熱式たばこ専用室に改修し、2021月12月1日よりオープンいたします。また、本日12月1日の加熱式たばこ専用室オープンに伴い、メディア向け説明会も行いました。

PMJは、企業ビジョンに掲げる「煙のない社会」の実現に向け、加熱式たばこのみ利用可能な「煙のない」施設や観光地などを全国で広げる取組みを推進しております。観光地や地域を代表する大型施設、飲食店などで、紙巻たばこの喫煙をめぐる様々な課題解決への機運が高まる中、当社は、地域や組織の課題解決をサポートする取組みとして、観光地やリゾート、商業施設などに加熱式たばこ専用室・エリアを導入し、「煙のないランドマーク」となるための支援を行っています。

加熱式たばこは、たばこ葉を加熱し、燃焼させないので、煙が出ず、火災リスクを減らすことができるため、世界遺産の白川郷や平泉の中尊寺・毛越寺でも、歴史的建造物や自然を守るために加熱式たばこ専用エリアを設置しています。また、紙巻たばこは、たばこ葉が高温で燃えることによって、6000種類以上の化学物質が発生し、その煙には、喫煙関連疾患の原因となる有害性成分がおよそ100種類含まれます。たばこ葉に火をつけて「燃やす」のではなく「加熱」すれば、煙が出ず、発生する有害性成分の量も大幅に低減されます。「燃焼による煙」を取りのぞく加熱式たばこという、紙巻たばこより良い選択肢への切替えを推進することは、成人喫煙者のみならず、社会全体の公衆衛生にも資する取組みと考え、PMJは多くのステークホルダーの皆様と協力し、喫煙にまつわる様々な課題解決に努めています。

なお、2021年12月1日現在、PMJがパートナーシップを組む「煙のないランドマーク」は全国で合計17件を数えます。また、PMJのサポートを通じて国ならびに各自治体の基準を満たす加熱式たばこ専用室を導入した飲食関連施設は全国で合計2,700件に上ります。

北海道においても、紙巻たばこの喫煙ならびに加熱式たばこの使用をめぐる課題解決を含めた環境整備が進み、道内の飲食関連施設における加熱式たばこ専用室・エリアは合計39件に上り、拡大が進んでいます。今後も当社は、この変化の機運を高め、成人の紙巻たばこ喫煙者、加熱式たばこユーザー、また社会全体にとっての公衆衛生に資する環境整備を進めて参ります。

<函館空港 施設イメージ>

【函館空港 国内線旅客ターミナルビル 1階】

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【函館空港 国内線旅客ターミナルビル 2階】

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【函館空港 国内線旅客ターミナルビル 3階】

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【函館空港 国際線旅客ターミナルビル 2階】

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<関係者コメント>

■PMJ社長 シェリー・ゴーよりコメント

「当社としても函館空港が日本で初めてとなるたばこの煙のない国際空港へと生まれ変わる取組みに協力できたことを非常にうれしく思います。海外の観光客にも人気のある観光地として名高く、歴史ある北海道・函館の玄関口である函館空港の利用者の方々に、より快適な環境を体感いただき、この取組みが全国の空港へとさらに広がっていくことを願っています」

■函館空港ビルデング株式会社 代表取締役社長 八島聡よりコメント

「函館空港は、PMJの『煙のない社会』の実現を目指すというビジョンに賛同し、この取組みを進めてきました。国内線・国際線旅客ターミナルビル施設内を煙の出ない加熱式たばこ専用室に整備し、屋外に紙巻たばこの喫煙所を設置することで、これまで以上に安全で快適な北海道・函館の空の玄関口として、より多くの方々に函館空港を利用していただきたいと思います」

加熱式たばこ専用室について

内装は、シックなカフェ風のデザインをコンセプトにしており、お客様に落ち着いた雰囲気の中、楽しんでいただけるよう企画いたしました。一部の加熱式たばこ専用室にはモニターも設置されており、これまでPMJがサポートを行ってきた「煙のないランドマーク」の事例も紹介されています。

詳細は、別紙をご参照ください。

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