日本最大級のスケールを誇るスノーリゾート山形蔵王温泉スキー場が「煙のないマウンテンリゾート」に一新

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加熱式たばこ専用室を新設、スキー場内は紙巻たばこを全面禁煙に

フィリップ モリス ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、社長:シェリー・ゴー、以下「PMJ」又は「当社」)は、蔵王索道協会(本社:山形県蔵王温泉字土合、会長:宮林 伸一)と協力し、日本最大級のスケールを誇る山形蔵王温泉スキー場が「煙のないマウンテンリゾート」となったことを発表いたします。同施設内に8か所、また蔵王温泉タウン エリアに2か所の加熱式たばこ専用室を新設し、ゲレンデ内では燃焼をともなう紙巻たばこの使用は禁止となります。加熱式たばこ専用室は2021月12月16日より順次オープンいたします。

本日12月16日に、加熱式たばこ専用室のオープンに伴い、元スキーモーグル日本代表の上村愛子氏、元アルペンスキー日本代表の伊東秀人氏をゲストにお迎えしたメディア向け発表会も実施し、山形蔵王温泉スキー場が「煙のないマウンテンリゾート」に生まれ変わる今回のプロジェクトについてトークセッションを開催しました。イベントの中で上村氏はこの取組みについて「私は子どもの頃からスキーをしていますが、紙巻たばこの煙により、ゲレンデの素晴らしい空気を楽しむことができなかったという記憶や、スキー教室でゴミ拾いをしたときに紙巻たばこの吸殻が多くて残念な思いをしたことがありました。蔵王は本当に自然環境の素晴らしいところなので、喫煙する人もしない人も心おきなく楽しんでいただけるように配慮されている今回の取組みに心から賛同します。他のマウンテンリゾートでも増えていって欲しいと思います」とコメントしました。また、伊東氏は、「蔵王温泉スキー場は観光地であり(自分にとって)地元でもあるので、僕らに何ができるのかと考えたときに、社会貢献として『煙のないマウンテンリゾート』を提供できる今回の取組みは、人や環境を守るという意味で必要だと思いました。今回の取組みで喫煙する人もしない人もマウンテンリゾートを楽しむための交通整理ができ、安心・安全な蔵王をお届けできるようになったと思います。ぜひ蔵王にお越しいただければと思います」とコメントしました。

また、「煙のないマウンテンリゾート」を守り、クリーンな環境を保つことを目指し、この度の取組みをより多くの利用者の皆様に知っていただくため、地元有志のスキーヤー・スノーボーダーによって構成される「スモークフリーアンバサダー」を結成。「スモークフリーアンバサダー」が各ゲレンデ内を滑走しながら、利用者の皆様に「煙のないマウンテンリゾート」について告知・啓発活動を行ってまいります。

PMJは、企業ビジョンに掲げる「煙のない社会」の実現に向け、加熱式たばこのみ利用可能な「煙のない」施設や観光地などを全国で広げる取組みを推進しております。観光地や地域を代表する大型施設、飲食店などで、紙巻たばこの喫煙をめぐる様々な課題解決への機運が高まる中、当社は、地域や組織の課題解決をサポートする取組みとして、観光地やリゾート、商業施設などに加熱式たばこ専用室・エリアを導入し、「煙のないランドマーク」となるための支援を行っています。

加熱式たばこは、たばこ葉を加熱し、燃焼させないので、煙が出ず、火災リスクを減らすことができるため、世界遺産の白川郷や平泉の中尊寺・毛越寺でも、歴史的建造物や自然を守るために加熱式たばこ専用エリアを設置しています。また、紙巻たばこは、たばこ葉が高温で燃えることによって、6000種類以上の化学物質が発生し、その煙には、喫煙関連疾患の原因となる有害性成分がおよそ100種類含まれます。たばこ葉に火をつけて「燃やす」のではなく「加熱」すれば、煙が出ず、発生する有害性成分の量も大幅に低減されます。「燃焼による煙」を取りのぞく加熱式たばこという、紙巻たばこより良い選択肢への切替えを推進することは、成人喫煙者のみならず、社会全体の公衆衛生にも資する取組みと考え、PMJは多くのステークホルダーの皆様と協力し、喫煙にまつわる様々な課題解決に努めています。

なお、2021年12月16日現在、PMJがパートナーシップを組む「煙のないランドマーク」は全国で合計18件を数えます。また、PMJのサポートを通じて国ならびに各自治体の基準を満たす加熱式たばこ専用室を導入した飲食関連施設は全国で合計2,700件に上ります。

山形県においても、紙巻たばこの喫煙ならびに加熱式たばこの使用をめぐる課題解決を含めた環境整備が進み、道内の飲食関連施設における加熱式たばこ専用室・エリアは合計12件に上り、拡大が進んでいます。今後も当社は、この変化の機運を高め、成人の紙巻たばこ喫煙者、加熱式たばこユーザー、また社会全体にとっての公衆衛生に資する環境整備を進めて参りたいと考えています。

<発表会の様子>

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<関係者コメント>

■フィリップ モリス ジャパン社長 シェリー・ゴーよりコメント

「当社がサポートするゲレンデ内における喫煙環境の整備事例は長野県白馬エリアに続き二例目となりますが、この度日本最大級の規模を誇り、多くのウィンタースポーツを楽しむ皆様に愛される山形蔵王温泉スキー場がたばこの煙のないマウンテンリゾートへと生まれ変わる取組みに協力できたことを非常にうれしく思います。山形蔵王温泉スキー場の利用者の方々に、よりクリーンで快適な環境を体感いただき、この取組みが全国のゲレンデをはじめとするレジャー施設や観光地へとさらに広がっていくことを願っています」

■蔵王索道協会会長・蔵王温泉観光協会副会長・蔵王観光開発㈱ 社長 宮林 伸一よりコメント

「山形蔵王温泉スキー場は、日本有数の温泉地・ゲレンデとして、年間を通じて多くのお客様にご利用いただいております。この度、さらに幅広いお客様に山形蔵王温泉スキー場を楽しんでいただくためには、当施設の喫煙環境にもさらなる配慮が必要と考えました。従来からの課題であった紙巻たばこのポイ捨て等による火災リスク、紙巻たばこそのものの匂いや周りの方の不快さを減らすことで、より安全で美しい自然と街並みを今後も守っていきたいと考え、PMJが掲げる『煙のない社会』を目指すビジョンに賛同いたしました。非喫煙者の方が快適に温泉・ウィンタースポーツをお楽しみいただくために、また成人喫煙者、加熱式たばこユーザーの皆様のご要望にもお応えすべく、山形蔵王温泉スキー場は、『煙のないマウンテンリゾート』に生まれ変わります。加熱式たばこ専用室・エリアを新設することで、非喫煙者および昨今増加している加熱式たばこユーザーの皆様の紙巻たばこの煙による望まない受動喫煙への対策を行いながら、これまで以上に多くのお客様に対して、新しい「マウンテンリゾート」を提供してまいります」

詳細は、別紙をご参照ください。

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